2013/12/07

YAMAHA MOX6

今日の夜中の1時頃にポチッとしたら、夕方に届きました。


最近のキーボード情勢はどうなっておるのかの?とサウンドハウスを巡回してみると、YAMAHAからCP4 STAGEという電子ピアノが発売になっていることを知りました。
このCP4、木製鍵盤の上に、CFX、CF3、S6の音を搭載しているし、17.5kgと軽量です。



これはいいなぁ、と思いつつも今度はシンセの方をのぞいてみると、MOX6が69680円と、妙に安くなっています。
新型のMOXF6が発売になり、MOX6は製造中止、在庫処分になっているためでした。
それに専用のソフトケース付属のキャンペーン中。
うむむ、致し方ございません、という次第。



人生が短いのか長いのかは分かりませんが、短かろうが長かろうがぐずぐずしていると何もできないまま終わってしまうことだけは確かです。
電子ピアノは持っていますが、シンセサイザーを購入するのは初めてです。
DX7ⅡやDX7Sのころから幾多の製品を見送ってきました。
DX7ⅡやDX7Sは1986年の発売なので、27年間も手を出さなかったということ。
ご立派というか、なんというか…





MOTIF XSの音源を搭載した64音ポリ。
シーケンサーも備えているワークステーションです。
早速、子供とパフォーマンスモードで遊んでみました。







2013/12/05

DIY Linear Tracking Tonearm 2 (2)

ボールが錆びてしまうと困るので、鉄球はやめにしてステンレスボールを新たに購入しました。
直径4mm、3mm、1mmの三種類です。
いずれもツバキ・ナカシマの鋼球(精密ボール)、SUS440C ミリサイズというものです。
10個入りで、直径4mmのが369円、3mmが369円、1mmが105円。
monotaroで購入。



鋼球の精度についてはJIS規格があり、購入した直径4mmがG28、3mmと1mmがG20です。
この等級Gの値が小さいほど精度が高くなるようです
wikiには「Friedrich Fischer は1883年、同じ大きさで真円のボールを製造できる機械を開発し、これが軸受製造の産業化に一役買うことになった。」と記載されていますので、精密ボールの製造はかなり昔から行われていたようです。

直径1mmの鋼球はボールペンでも使用されています。
ボールペンのボールの材質は、ステンレス、超硬合金(タングステン)、セラミックス、人造宝石など。
精度は非常に高く、今回の1mm玉の用途のひとつとして「ボールペン」と表示されています。




アルミ材にドリルで穴をあけるのは諦めて、今度はアルミパイプを試してみました。
外径4mm、内径3mm、板厚0.5mmというものです。
これを4mmの長さにします…

苦手なんだよね、精密な加工。
最初に4.5mm程度の長さにカナノコで切ります。
次に電気ドリルのチャックにくわえこませ、回転させます。
これに鉄やすりを押し付けて削っていきました。



中央のがボールを入れた状態、左側がアルミパイプ、右の大きなボールが3mm玉、手前の小さいのが1mm玉です。
いやぁ、この1mm玉、とても小さいのです。
作業をする際には、トレーの中で行わないと、たちまちボールさん達が脱走してしまいます。



ボールを入れた状態の図面です。
3mm玉が1個、1mm玉が6個入っています。
この3mm玉は、エポキシ系の接着剤を使用してアルミパイプの内壁に接着、固定する予定です。
ふふん、どういう構造になるのでしょうか?

内径が3mmの場合、1mm玉を6個配置するとボール間の隙間がなくなってしまいます。
そこで、アルミパイプの内側をわずかに研磨し、内径を拡張します。
3.1mmにすると、上の図面のような隙間を確保できます。

ドリルでアルミパイプを回転させ、ピカール(研磨剤)を爪楊枝の後端に塗り、これでアルミパイプの内壁面を奥に向かって1mm程度の範囲を研磨しました。
この作業をしても、どの程度研磨されているのかが分かりません。
組み上げてはやり直し、組み上げてはやり直し…という楽しい楽しい、た・の・し・い作業が待ち構えているように思います。