2015/02/20

DIY Speaker (75)


昨年はデング熱の危険があったため庭での作業ができず、結局、DIYも園芸もさっぱりでした。
というわけで"DIY Speaker"再開です。





例によってレオタード用の生地で作成しました。
これにいきなり樹脂を塗ると生地が変形してしまいます。
そこで、水性のパテを水で溶き、それを塗り重ね、ある程度強度を確保できたら樹脂を塗ろうと、計画しています。





2015/02/15

Nikon 1 V2 Panoramic Photography System (5)


2台のV2を支えているのはハクバのフリープレートKPT-03です。
それぞれのV2は、このKPT-03にエツミのETM-83056を介して取り付けられています。
ETM-83056は円筒状の小さなクイックシューで長いノブを緩めると円盤状のプレートを回転させることができます。
ちなみに短い方は脱落防止用のピンであり、引っ張ると台座からプレートを取外すことができます。
使用している水準器はハクバのKPL-09BLです。
KPT-03は1745円、ETM-83056は2059円、KPL-09BLは906円でした。
何れもAmazonで購入。




パノラマ撮影の準備はなかなか面倒です。
まず、三脚に上記のパノラマシステムを取り付けます。
水準器で水平を出します。
次に、片方のV2のズームを広角側にして測光します。
動くものなら大抵1/250秒で止められるので、それに応じた絞り値やISO値を得ます。

それから2台のV2の設定をします。
測光モードはマニュアルにして1/250秒と先の絞り値を選択、ホワイトバランスも晴天とか晴天日陰とか曇天などを選択、ISOも先の値を選択します。
そして、レンズのズームリングを操作して11mm,14mm,18.2mm,23.6mmの何れかの焦点距離を選びます。
焦点距離は、試しにシャッターを切り、その撮像後再生ボタンを押し、さらにDISPボタンを押すと焦点距離が表示されます。
これを何度かくり返すとやっと2つのV2の焦点距離をあわせることができます。

最後にクイックシューで長いノブを緩め、2台のV2を回転させてフレーミングを行います。




2台のV2のシャッターを同時に切るためにはリモコン(ML-L3)を使用します。
2台のV2の上方斜め前方からML-L3を手前に向けてそのボタンを押します。
ところがV2のリモコン受光窓はレンズとグリップの間の奥まった場所にあり、2台のV2の受光窓に正確にリモコンの赤外線を照射することは困難です。
このため時々片方のV2のシャッター動作が遅れたり、あるいはシャッターが切れない場合があります。

1/250秒ぐらいなら、手動でシャッターを切っても大丈夫ではないか?と思っています。
左手と右手で同時にシャッターを切るわけです。
V2のシャッターボタンは感触がよく、またシャッター音も心地よいので、今度試してみたいと思います。




2015/02/08

Nikon 1 V2 Panoramic Photography System (4)


このパノラマシステムの特徴としては、画面全体の同時性が確保されている点でしょう。
1台のカメラで2枚以上の画像を撮像し、それを合成すると異なる時間の画像が1枚の画像の上で共存することになります。
別にそれでもかまわないのですが、それは写真というよりもフォトコラージュの一種になると思います。
下の画像、このパノラマシステムで撮像した記念すべき最初の1枚。




伊豆城ヶ崎海岸の大島ヶ根から2014年大晦日の朝7時39分に撮影しました。
画像中央の岩はブエモンという名前がつけられています。
シャッタースピードは1/200秒。
焦点距離は11mm(35mm換算で29.7mm)。
最初ということもあり、2台のカメラの画角をかなりオーバーラップさせて撮影しました。


こちらは波が砕けている画像。
下の2枚の画像をパノラマ合成したものです。








下の画像は1月2日に撮影したもの。
前日の雪が残っていました。
これも下の2枚の画像をパノラマ合成したものです。
シャッタースピードは1/250秒。
焦点距離は23.6mm(35mm換算で63.72mm)。
しかし、右側の画像は、ズームリングに誤って触れてしまったのか21.9mmになっていました。








2台のカメラを使うためフレーミングが容易です。
また、全体の画像は家に帰ってパノラマ合成の作業してからはじめて確認できるので楽しみがあります。
合成画像が出来上がる瞬間は、わくわくします。
銀塩時代の現像したフィルムやプリントを見る瞬間のような感覚です。