2014/09/03

Reef fish of Ishigaki Island (3)


ニコンのView NX2を使うと、簡単な動画編集を行うことができるのを知り、崎枝ビーチ(御神崎北部にあるビーチ)のショートカット版を作ってみました。




こちらは黒島仲本海岸で撮影したもの。




下の動画は米原ビーチのアオヤガラです。
クラカケモンガラの次に登場。
wikiにはこんな説明がありました。
「サンゴ礁や岩礁などの比較的浅い海で生活し、小魚や甲殻類を主に捕食する。
細長い筒状の口を使って、岩やサンゴの間に潜む獲物を吸い込むことに適応している。」





ヤガラはコルネットフィッシュ(Cornetfish)と呼ばれています。
そして、近縁のヘラヤガラ(下の画像/wikiから転載)はトランペットフィッシュ(Trumpetfish)。
なるほどです。





 同じく米原ビーチのオニボラとサヨリ。
海面近くを泳ぐサヨリの群れの後にオニボラが出現します。





オニボラについて、Wikiにはこんな説明がありました。
「 全長55cmほど。胸鰭は黒く、臀鰭と尾鰭は黄色調。
また、尾鰭の形状は湾入がなく三角形である。
インド洋・太平洋の熱帯・亜熱帯域に分布し、日本では和歌山県以南に分布する。」

サヨリの方の種類は、よくわかりません。
画像が不鮮明で、そもそもサヨリなのか、ダツの幼魚なのかもわかりません。
20年ぐらい前のことですが、米原ビーチで大きなダツに遭遇したことがあります。
大きな目でこちらを見ており、妙な魚だなぁと思っていました。

沖縄の伊江島出身の方がダツは気味が悪いと言っていました。
wikiにはこんなことが書いてあります。
「捕食の際は小魚の鱗で反射した光に敏感に反応し、突進する性質がある。
暗夜にダツが生息する海域をライトで照らすと、ダツが突進してくることがあるので夜間の潜水はとくに注意が必要である。
実際にダツが人体に刺さって死傷する事故も多く、刺さると回転してさらに傷が広がる。
沖縄県の漁師には、昔から「ダツは鮫より怖い」と言われているそうである。
ダツが刺さった時はむやみに抜くと出血多量に陥る場合があるので、抜かずに慎重に病院に行く。」
こわいなぁ。

ダツは英語でニードルフィッシュ(Needlefish)です。
ダツは上あごと下あごの両方が長くとがっていますが、サヨリは下あごだけです。
また、サヨリはサンマぐらいの大きさにしか成長しないです。
できれば、この出会った群れがサヨリであって、それもコモチサヨリであればうれしいです。

コモチサヨリについてwikiにはこんな説明があります。
「ダツ目コモチサヨリ科(Zenarchopteridae)コモチサヨリ属(Zenarchopterus)。
全長15cmほどの小型種で、尾びれには切れこみがなく三角形をしている。
和名どおり卵胎生で稚魚を産む。
ベンガル湾から西太平洋の熱帯域に分布するが、日本では先島諸島に分布する。
汽水域で一生を過ごすので、マングローブ林の水路などで見られる。
準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)」
でも米原ビーチは汽水域じゃないもんなぁ…





石垣島、何度行っても楽しいところです。
毎回感じるのは、強烈な場所だなぁということ。
日差しと言うか紫外線が強烈。
植物の緑色が強烈。
海中の自然が強烈。

もう一つ。
1771年の八重山地震。
石垣島に80mを越える津波が押し寄せたそうです。
随分前に、石垣島の郷土資料館の民家でふと手にとった本に書いてありました。
石垣島では住民の3分の1の方がお亡くなりになったそうです。
宝永地震が1707年なので、関連性があるのかもしれません。